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私の鯛カブラの歴史は常にビンビン玉と共にありました。
鯛カブラという釣りがまだメジャーになっていない頃、当初は鉛玉にネクタイとスカートをつけた製品しかありませんでした。
そして、その鉛玉に様々なカラー塗装や形で制作されたものが出始めた頃、私はジャッカルの加藤さんと出会い開発中のビンビン玉を手にしました。
今ではビンビン玉は一番信頼できる鯛カブラとなり、私のメインカブラになっているのはみなさんご存知の通りです。
ビンビン玉が発売されてから数年が過ぎ、その数年の間に現場に出て新しく分かったことがありました。
そして新たに釣れるカラーを見つけることで、他人よりも多く真鯛を手にすることもできました。
これらの現場で拾い集めてきた数々の知見を製品としてフィードバックするべく、今回、そのノウハウをつぎ込んだコラボレーションカラーの制作が実現することになったのです。
某日、ジャッカル本社にて行われたミーティングにおいて、ジャッカルの担当者に私と各遊漁船・船長の経験から導き出した「よく釣れる」カラーを説明し提案しました。
単に現在のラインナップにないカラーであると言うだけではなく、各地域のシーズナルパターンとそのアジャスト方法の分析から始まり、どのような状況・フィールドでなぜそのカラーが有効なのか・・・
製造において技術的な対応の限界についても担当者から説明があったのですが、約半日にわたる意見交換の中で私は一切、妥協をせずに必要なカラーでの試作をお願いし、帰路につきました。
内容はヘッドとパーツの単純な配色に留まらず、ヘッド/ネクタイ/スカートと全てにおいて、微妙な発色や明るさの違いから本数に至るまで、細かくリクエストを出しました。
また、あらかじめ用意されたサンプルだけでは足りず、新たな調色も依頼しました。
なぜなら、これまで明石・和歌山・鳴門・岡山等、瀬戸内の各地はもちろん、九州の玄海灘まで幾度となく実際に足を運び、海と真鯛を知り尽くしたプロ達と何度も試行錯誤を繰り返した末に辿りついたそれぞれのカラーには、絶対の自信とそれを証明する為の十分な実績があるのです。
このコラボレーションに、私は胸の高鳴りを抑えられません・・・。
ヘッドカラーの提案に続く |