鯛カブラ.comロゴ
鯛カブラ、鯛ラバ専門サイト
お問い合わせ プライバシーポリシー 運営者 サイトマップ リンク集
鯛カブラ.comホーム 鯛カブラとは 鯛カブラ製品一覧 鯛カブラの釣り方 鯛カブラブログ 鯛カブラ船の紹介
鯛カブラで捕る
ホーム > 鯛カブラ・ブログ
鯛カブラ・ブログ
真鯛について アーカイブ
真鯛の謎に迫る!?

こんにちは。

今月のSALT WORLDの佐々木洋三さんの記事の中に、「真鯛は顔に6本の側線を持っていて、波動を聞き分けることができる」という文章を目にしました。

ブラックバスなんかでは、「ルアーの波動(水押し)がアピールする!」と言われていますが、果たして真鯛はどうなのか?と思い某水産大学出身の私は裏技(笑)を使いの先生に聞いてみました。

側線や遊離感丘(ゆうりかんきゅう:クプラ)は水の波動を感じる器官であると言われ、摂餌する際は、目だけではなく側線や遊離感丘もうまく利用しているようです。

鯛カブラのヘッドやスカート、ネクタイの波動も何かキモがありそうですね。

ちなみに夜間、目が見えない状態ではどうなのか?と思ったので聞いてみました。

真鯛の夜間での摂餌は、いわゆる眼が見える照度(光強度)であれば摂餌可能のようです。真鯛のデータはないらしいのですが、マアジやシマアジのデータから考えると、月明かりや星明かりでは目が見えていないと推測できそうです。ちなみに、月明かりは0.1ルックス、星明りは0.001ルックス程度です。

よって夜間は、日中よりさらに側線や遊離感丘を利用し摂餌していると思われます。

また話は変わりますが、真鯛の補食は「噛み砕く」のか「吸い込む」のかについても聞いてみました。

「吸い込む」か「噛み砕く」かは餌によると思われ、咽頭骨もあると思いますが、真鯛に配合飼料やオキアミをやってお腹をみてみると、ほとんどそのままの形で胃の中にあります。一方、殻の固いエビやカニを与えると、一旦噛み砕いてから飲み込んでいるようです。

ということは、その時に補食しているベイトの種類によりアタリが変わる!?ということでしょうね。私の経験上、イワシをベイトにしている時、エビ・カニ類を補食している時、海苔を補食している時ではアタリが異なります。


日時: 2008年01月26日 14:30 | パーマリンク

真鯛の鼻について

こんばんは、松本です。

以前にこのブログで「天然真鯛と養殖真鯛の見分け方」について書きましたが、一部の内容に誤りがございましたので、訂正いたします。

天然の真鯛は鼻が4つ(左右に2つ)なのですが、養殖にはこの2つの穴がつながって1つ(左右に1つずつ)となります。

ですが、養殖の真鯛はすべてこのように鼻の穴がつながるものではないということを教えていただきました。

以下、某研究者様から伺った話です。

↓ここから伺った話です↓

養殖の真鯛の鼻はすべてがつながって1つ(左右で2つ)になっているわけではございません。

鼻(鼻孔隔皮)がちゃんとある真鯛もいるのです。

ただ、鼻の穴がつながっていても、種苗生産や養殖する際に大きな問題はありませんので、私たちもデータを取っていないのが現状です。

鼻の穴がつながる原因はよく分かっていません。

ただ、鼻腔隔皮欠損症とよばれる症状は、すべての養殖真鯛でみられる症状と思われがちですが、ちゃんとした鼻腔を持っている養殖真鯛もいます。

これは私の推察ですが、案外飼い方ひとつで決まっているかもしれません。

例えば、種苗生産する際には水槽に水流をつけて真鯛を飼いますが、この水流があるためにわざわざ鼻に隔壁をつくってまでも匂いを感じ取る必要がないのかもしれません。

つまり、匂いが自然と水流に乗ってすばやくやってくるのです。

ちなみに、鼻の穴についてはクロダイでも知見があります。

http://feis.fra.affrc.go.jp/seika/h12/feis1204.html


日時: 2008年04月23日 13:26 | パーマリンク

寸詰まりについて

こんばんは、松本です。

昨夜に続き、今日は近畿大学農学部水産研究所から伺った話です。

瀬戸内など養殖がさかんに行われている海域に近い場所で、まれに寸詰まりの体系をした魚が釣れることがあります。

病気?化学物質による奇形?などの話を聞きますが、正確には卵の時に低酸素状態にさらされたことによるものです。

↓以下、近畿大学水産研究所からお聞きした内容です↓

放流されたマダイなどで時々みることがあると思いますが、体長が詰まっていて(寸詰まり)、脊椎骨に異常が認められるものがあります。

これは、一般の方がよく思われる奇形(化学物質などによる)ではなく、卵の時に低酸素状態にさらされたことによるものです。

種苗生産するときに、親魚の水槽から卵を集めて飼育水槽に収容するまでの間に人間が一休みしてしまうと、そういうことになるのです。

寸詰まりについては、生産効率と商品価値の低下に直結する問題ですので、きちんとデータをとっています。

寸詰まりについては、マダイの論文を

http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN00379737_jp.html

で読むことができます。近畿大学水産研究所報告の9号に掲載されています。


また、カンパチの寸詰まりについては、無料で全文を読むことはできませんが、

http://www.blackwell-synergy.com/doi/abs/10.1111/j.1444-2906.2006.01158.x

日本語要約
http://www.miyagi.kopas.co.jp/JSFS/PUBS/FS/E_point/72-2e.html

胚発生期の酸素欠乏によるカンパチ脊椎骨椎体欠損の誘導

で読むことができます。

内容の一部を抜粋しますと、ブリ類人工種苗の脊椎骨異常の原因究明のため,カンパチを用い,胚発生期の酸素欠乏による脊椎骨椎体欠損の誘導を試みた。7 体節期の胚では DO12.5% の培養水へ 0.5 時間以上暴露すると,孵化仔魚に体節分節異常が誘導された。

また,嚢胚,1~2 体節,10 体節,15 体節,心臓搏動期の胚を DO12.5% の培養水へ2時間暴露した結果,体節形成期でのみ体節分節異常が誘導され,育成した稚魚は椎体欠損となった。これらより体節形成期での酸素欠乏がカンパチ人工種苗椎体欠損の原因の1 つである可能性が示された。

となります。



日時: 2008年04月23日 13:35 | パーマリンク

検索


ABOUT 真鯛について
ブログ「鯛カブラ・ブログ」のカテゴリ「真鯛について」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のカテゴリは明石鯛カブラレポートです。

次のカテゴリは真鯛のレシピです。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。


このブログのフィードを取得
[フィードとは]

ページTOPへ
Copyright(C)2007 鯛カブラ.com All rights reserved.