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キャスティングタイラバ〜タックル編

これからの季節、瀬戸内では産卵を終えた真鯛は徐々に体力を回復させ、餌を追ってシャローに入ってくるようになります。
こうなると面白いのがシャローのキャスティングタイラバ。
キャストする方向を考え、イメージ通りにトレースする。
もちろん、ポイントへは遊漁船の船長に連れて行ってもらっているのですが、そこでさらに「自分で探す」というプラスアルファが加わるからです。
浅いだけにアタリもよりダイレクト感があり、青物のように走るスリリングなファイト。
私はこの釣りが一番好きです。
これまでに何度か紹介してきましたが、ちょうどそろそろシーズンインなので、おさらいの意味も含め自身が考えるキャスティングタイラバを何度かに分けてお話したいと思います。
まずはタックルです。
ベイトタックルでもキャスティングは可能ですが、できれば専用のスピニングタックルを揃えたいところです。
なぜなら、
・バックラッシュなどのライントラブルが減る
・タックルの重心が下向き(ベイトは上向き)なので、安定したファイトができる
という2つのメリットがあるからです。
私の場合、ロッドは以下の2種類を使い分けています。
2015052501.jpg
<ジャッカル・ビンビンスティックHS BSS HS610ML-ST>
船の釣り座、特にミヨシ(船首)以外の釣り座で使用します。
乗り合いなど混雑した場合にも使用します。
ビンビンスティックHS BSS HS610ML-STの詳細はこちら
<ジャッカル・鯛夢 TMS-245M-ST>
ミヨシなど高い釣り座で使用します。
混雑しておらず、広々と釣りができる場合にも使用します。
鯛夢 TMS-245M-STの詳細はこちら
単純にこれらの違いはロッドアクションもさながらですが、一番の違いは長さです。
ビンビンステックは取り回しが抜群で扱いやすく、バーサタイルに使用できます。
一方、鯛夢はテンヤロッドなのですが、その長さを生かしてロングキャストができ、ミヨシなどの高い釣り座では、風の影響を受けやすいラインを水面に近づけてリトリーブできるポジションを保てます。
このように長さの違う2本を持つことで、いろんな状況に対応できるようになります。
続いてリール。
私はシマノの2500番、3000番を使っています。
瀬戸内のシャロー(30m以浅)で使うタイラバのウエイト(45g前後)をリトリーブするのに、特に引き重りなく安定した巻きができるサイズではないかと思います。
ギア比は高いもの(HG)使用。
キャスティングタイラバは「ピックアップしてキャストする」動作を繰り返す釣りですから、手返しの多さが釣果に直結します。
この部分を特に重視しているので、私は好んでHGタイプを使います。
2015052502.jpg
2015052503.jpg
リールのハンドルノブはラウンドタイプに交換しています。
このタイプのノブは、しっかりと握ることができますから強烈なバイトや、ファイト中のツッコミでもノブから手が滑ってしまうことがありません。
また、長時間ノブに手をかけていても、平ノブに比べて手の負担が少ないです。
「力をそれほど入れなくても、リーリングができ、瞬間的な負荷がかかっても手が滑りにくい」
というメリットがあります。
平ノブからラウンドノブに替えるだけで、劇的に変わるのを体感していただけると思います。
次にライン。
私はメインラインのPEは1号を巻いています。
シャローなのでそれほど底取りにシビアになる必要もないでしょうし、キャスト時のライントラブルが発生しても、少々のことではラインブレイクしにくいです。
ラインキャパは150m巻けば十分でしょう。
リーダーはフロロの12lb。
これを、2ヒロ程度とっています。
リーダーの長さについては、人それぞれいろんな意見があると思いますが私は短めの方が、ライントラブルも少ないように思えますし、その長さで十分かなと思っています。
と、タックルはこんな感じです。
次回は、使うタイラバについてお話いたします。

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