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キャスティング釣法を解説

第2回鯛ラバカップ in 小豆島で唯一の1枚を獲ったキャスティング釣法を解説します。
既に鯛ラバの過去のブログでもこの釣法を解説していますが、改めて解説しますね。
キャスティングが有利な理由は、
・バーチカルよりも広範囲が狙える
・潮下でもフレッシュな真鯛を狙うことができる
・船のプレッシャー(エンジン音、魚探)を避けてプレッシャーの低い魚を狙える
ということが挙げられます。
ただし、
・上下の動きにしか反応にしにくい
・2枚潮
の条件下ではいくら広範囲を狙えるキャスティングとは言え経験上、バーチカルにやられます。
キャスティングで狙う水深は20m以浅なら積極的にキャスティングで仕掛けましょう。
もちろん、それ以上深くでも可能ですがラインの放出量が多くなる分、着底が悪くなります。
キャストしてみて、着底が分かりかつ周囲とオマツリにならないような釣りができるのであれば、やってみる価値はあります。
次にキャスティングで使うタックルはスピニングとベイトの2種類を使い分けます。
私の使い分けは、リフト&フォールの回数が少ない場合はスピニンングを、多い場合はベイトを使っています。
スピニングよりもベイトの方が着底が分かりやすく、またリフト&フォールの動作がベイトの場合はその特性上、操作がスムーズになります。
リフト&フォールの回数は水深や潮の流れ、船の流し方などによって変わります。
「キャスティングして着底後、何回巻けばどれくらい落ちるか?」
これがスピニングを使うか、ベイトを使うかの判断材料となります。
下図をご覧ください。
<スピニングを使う方が有利な場合>
2012052301.jpg
<ベイトを使う方が有利な場合>
2012052302.jpg
上記の図のように、スピニング、ベイトどちらのタックルでも良いのでキャストしてみて、何回ハンドルを巻いて落とせばバーチカルで狙う層と同じになるか?を試し、
・少ない巻きでフォールさせないといけない場合は「リフト&フォールの回数が多くなるのでベイトを」
・多い巻きでフォールさせる回数が少ない(ほぼない)場合は「リフト&フォールの回数が少ないのでスピニングを」
という判断になります。
飛距離やトラブルを考えるとスピニングが有利ですが、ベイトでも慣れればスピニングに近い飛距離を出せるので、あくまでも「リフト&フォールの回数」で判断するのがベストだと思います。
先日の第2回鯛ラバカップ in 小豆島では、これを基準に判断しスピニングをセレクト。
20mくらいから10mまでのかけあがりを流していたので、20m程度の水深ではワンキャストでリフト&フォールさせる回数は初めとちょうど中間くらいの距離の2回。
10m程度の水深になれば、ワンキャストで回収と水深に応じて変化させていました。
ゴーマルが獲れたのは、水深10m程度になった時のワンキャスト回収の時、ちょうどハンドルを20回程度巻いた時にアタリました。
キャスト有利の中もしくは潮下にいらっしゃるにも関わらず、キャストする方がまだまだ少ないように思います。
積極的に仕掛けていくことで獲れる1枚が居ますよ!
タックルは張りのあるカーボン素材のものが良いです。
ジャッカルのポイズンオーシャンで言うと、TKC-67Mあたり。
ソリッドティップや低弾性の素材を使ったロッドは、キャストする際にトラブルの原因になりやすいですよ。

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