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ビンビンスティック新製品情報

ジャッカルのホームページ上でフィッシングショーで発表されていたビンビンスティックの製品情報が更新されました。
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私も先日の実釣で最終段階のプロトを見せてもらい、触れる機会がありました。
楽しみにしているモデルばかりです。
まずはベイトモデルの2機種をご紹介します。
<BSC-HS710UL>
ソリッドティップのビンビンスティックHSに7フィート10インチというシリーズ最長モデル。
アクションは昨年モデルのSULとULのちょうど中間。
ロングロッドにも関わらず、不思議とプレジャーボートでも不自由を感じさせない印象です。
曲げた時の気持ちよさがあり、
長くしたことでティップからしなやかに曲がりながらも魚を寄せられる力強さを感じました。
船下に潜り込むようなファイト、喫水の高い船、船首など喫水の高いポジション、ドテラ流し・・・
ありとあらゆる場面でスタンダードに使える1本ではないでしょうか。
さらに今回の新機種達には他にない驚きの工夫が施されています。
それはグリップエンド。
これまでの鯛ラバ(タイラバ)ロッドはグリップエンドは、脇にしっかり挟み込んでロッドを固定するようにできていました。
これはファイト時やリーリング時にしっかり固定できる分、実はデメリットもありました。
それが例えば今のシーズン。
アタリがあれば少し送り込むようなシチュエーションで、これまでのグリップエンドではしっかりと固定できてしまう分、実はアタリを弾いてしまっていたんですね。
それが新製品ではグリップエンドを小さくしており、
脇に挟んで固定から「脇にあてて固定」
するようになっています。
どういうことか?
脇にあてて固定すると、支点がリールでは無く、脇にある状態になります。
アタリがあれば手元からスムーズな送り込みができるのです。
すごいでしょ?
また、ロッドやリールを支える手も不思議と力を抜く事ができて、自動的にティップを下げた適切なポジショニングを保てるのです。
店頭で見かけたら、ぜひこの部分を意識して手にとってみてください。
<BSC-72MH VCM>
VCMシリーズは実は玄人の方が好んで使われているモデル。
その完成度は知る人ぞ知るモデルです。
そのVCMシリーズに難攻不落の激流を制するモデルが追加されました。
スペックを見る限り、パワーモデルと思いがちですが、実は激流で複雑なエリアでもきちんと着底が分かるように作られたロッドなのです。
これまでのロッドではどうしても激流の中での釣りとなると、ティップが踊ったり、曲がりきった状態でフォールさせることになりがちでした。
そうすると着底を見逃したり、底から巻きの動作に入る際、どうしても間ができてしまう分、根掛かりの原因になったりして着底直後のアタリを逃したりしていたのですね。
明石海峡、鳴門、来島海峡といった激流のエリアで、できる限り軽いカブラで底取りをしたいといった状況においてソリッドティップでは流れに負けてしまい本来の性能が発揮できないようなシチュエーションで使えるモデルを望んでいたので、ホームが明石の私にはとても待ち望んでいた1本となりました。
このロッドの注目すべき点は小径ガイドを細かく配置していること。
一見、アンバランスですがこれが着底をより明確にし、根掛かりを減らしてくれるのです。
明石海峡でテストを担当された利弥丸の大窪船長は、周りが80gや100gで釣りをする中、このロッドを使って60gで釣りを続ける事ができたそうです。激変する流れの中でヘッドの重さを都度調整するのは大変です。
そのまま釣りを続けられるというのはとても大事な事だと思います。
無論、パワフルさはシリーズ最強。
玄界灘で青物が多く回遊するような状況でも、主導権を譲らないパワーゲームも可能でしょう。
こちらもロッドが強い分、アタリへの送り込み動作がスムースにできるようロングセパレートの小さなグリップエンドが採用されています。
脇からのすっぽ抜け防止にも安心です。
VCMシリーズを手に取ると、そのしなやかさからグラスロッドのような印象を受けると思います。
しかし、この72MHはグラス0%のカーボンロッドだそうです。
高弾性の40tカーボンや”バサルト”という特殊な素材が織り交ぜられ複雑に設計されたブランク。
この不思議な感覚は店頭で手に取って確かめて頂きたいですね。
さて、続いてスピニングロッド。
<BSS HS610ML-ST>
スピニングモデルをラインナップしていない頃からキャスティングの釣りをするにあたり、ポイズンオーシャンのTKC-64Lをスピニングに改良して使用していた経緯から、高感度で振り抜きがよく、ヘビーウエイトな鯛ラバをキャスト出来るモデルのラインナップを熱望していたところ、新製品としてラインナップしてくれた1本です。
HSシリーズにラインナップされたことにより、ソリッドティップが採用され繊細さと食い込みの良さを両立したバランスの良いロッドになっていました。
また、一番手元のガイドに大口径のガイドをセッティングしており、スピニングリールで巻き取る時に感じるロッドのブレを抑え、滑らかなリトリーブができるようになっています。
これにより、繊細なアタリを逃すことはなく他のロッドに比べ大きなアドバンテージになると思います。
取り回しも感度も良いので、小型船でのひとつテンヤにもオススメのロッドだそうです。
瀬戸内海で鯛ラバとひとつテンヤを両方楽しみたい!という方には最適なのではないでしょうか。
なお、リアグリップは平面にカットされているので、これまで脇や胸に固定してファイトしていましたが、肘にあてるだけでも安定するのでどちらの姿勢でも使い易く、走り回るファイトにもしっかりと追従することができそうです。
夏にはスピニングオンリーで勝負することも多々ある私に、強い味方となってくれそうです。

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