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  1. 実釣レポート

島根タイラバレポート

今冬は強い冬型が続き厳しい寒さでしたね。
海はシケ続きで予定していた釣行がすべて中止、長いトンネルをようやく抜け出し4月初めにようやく出船することができました。

昨年の秋以来の島根県はシーラックに乗船してきました。

今年は例年に比べて水温の上昇が遅いようですが、海中にはゴミが漂い春が訪れているようです。

出船するとそこそこの風が吹き、潮も動いています。
最初のポイントは水深125m。

TGビンビン玉スライドヘッド NEO234gとビンビン玉カスタムネクタイ マスターカーリーミディアムからスタート。
https://www.jackall.co.jp/saltwater/offshore-casting/products/tg_binbin_sl_neo/

4-5回リフト&フォールを繰り返すと200m近くラインが出る感じ。

潮の流れが早いのでタイラバを回収し、ネクタイをビンビン玉カスタムネクタイ ファインフィネスにチェンジしました。

https://www.jackall.co.jp/saltwater/offshore-casting/products/binbindama-custom-necktie-fine-finesse/

ネクタイの形状による使い分けでは「タイラバ(ネクタイ)が違和感なく綺麗にアクションする」ということに気をつけています。

潮の流れの強い場所では、細長い形状が抵抗をうまく逃すので綺麗にアクションをします。
一方、弱い場所では幅広の形状が抵抗を掴み、しっかりとアクションをします。
カーリーネクタイしか存在しない現在ではなかなか気づきにくいことですが、かつて存在したストレートネクタイが特に潮の流れの強い場所では強かった経験が、潮の変化による形状の使い分けの参考になっています。

そして少し工夫を。

日本海では3本針セッティングにしているのですが、ビンビン玉カスタムネクタイ ファインフィネスを少しズラして装着することで針とネクタイのアクション箇所を干渉させないようにします。

ネクタイの中心を一番下の針付近に持ってくるセッティングです。

万が一ネクタイが針に絡んでも、アクションする部分は干渉しないのでアクションし続けるセッティングです。

ネクタイチェンジし、すぐにナナマルを手にしました。
今シーズン1枚目がいいサイズ、最高の滑り出し。

ネクタイの中心を一番下の針付近に持ってくるセッティングでは、ネクタイが長いためシルエットが大きく見えてしまいますが、アマダイなども問題なく釣れます。


タイラバのシルエットが大きくなるので使うのに躊躇しそうですが、シルエットよりもきちんとアクションしていれば魚は釣れるということを知っていただくとよいかと思います。

今回、真鯛が吐き出したベイトは底にいる虫系でした。

風や潮がなければビンビン玉カスタムネクタイ マスターカーリーミディアムやビンビン玉カスタムネクタイ マスターカーリーストロングも有効的です。

ネクタイの形状を使い分ける楽しさをぜひご体感ください。

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