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和歌山県加太鯛カブラレポート

春以来、久しぶりに和歌山県加太へ行ってきました。
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6時に清海丸さんに乗り込み港を出発。
船長の話によると、ここ最近のヒットカラーはゴールドやオレンジとのこと。
水深25〜30m付近を流す。
潮が澄んでいたので、ケイムラネクタイをセットしたビンビン玉45gにポイズンオーシャン・スーパーバキュームTKC-67Lでスタート。
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加太の伝統釣法「ビニール」には反応があり、周囲の船がポロポロと真鯛を釣り上げる。
船長がイカナゴールドでファーストヒット。
その後、船長にだけアタリがあるので私もイカナゴールドにチェンジ。
「プルン」といったショートバイトはあるものの、追いも悪いしフッキングに至らない。
船長がビニールにチェンジするも、これまたショートバイトが多く先だけかじられる状態。
ベイトが小さいのか?となれば先日の岡山で良かったステルスか・・・と思いましたが、昨年同時期に加太を訪れた時はステルスもダメだったのを思い出し、再考。
カラーはイカナゴールドでほぼ間違いない、一応通常サイズのネクタイにはアタリがある。
ビニール(通常サイズのネクタイとほぼ同じ長さ)にも反応があるが「ワイドな動き」を出すとビニールを見慣れた真鯛にスイッチを入れることができるのでは?と思い、カーリーテールをチョイス。
これが正解で手のひらサイズがヒット。
「小さいので抜き上げますからタモはいいですよ」と引き抜いたらサヨナラ・・・
冷静に考えたら年間100枚達成の貴重な1枚でした。
ただ、この1枚が貴重なヒントをくれました。
最初、わずかに真鯛がネクタイを引っ張るような違和感を感じ、そこから5巻き目にコツッとしたアタリがあって、さらに巻き上げるとようやくフッキング。
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1枚目。
この時使用していたロッドはポイズンオーシャン・スーパーバキュームTKC-67L。
そう、低反発素材を使用した吸い込み重視、真鯛を掛けた後のヘッドシェイクを吸収して安心できるファイトが可能なロッドです。
初めてこのロッドを使うと、こういった微妙な前アタリが感じにくくアタリがあれば既に魚がのっていることに驚くと思います。
逆に言えば、微妙なアタリで思わず合わせてしまいがちな前アタリを吸収して、フッキングしやすい本アタリを出すロッドです。
もちろん、使い込めば微妙な違和感も感じ取ることができるのですが、この日のパターンである「微妙な違和感を感じる→そこから数回巻き上げたら食い込む」から考えると、加太では真鯛が結構浮いているので水深の半分くらいを巻いたとしても、そこからアタリ始めるかもしれない。
微妙な違和感に気付かずにもうこれ以上、上の水深にはさすがに居ないだろうと思ってもそこからさらに追いかけてくる可能性があるのです。
そうなるとせっかく追いかけてきた真鯛に気付かずフォールさせてしまうとフッキングに持ち込めないので、感度をあげつつ食い込みの良さを考慮しポイズンオーシャンTKC-64Lにチェンジしました。
このロッドなら高感度なので微妙な違和感を感じ取りやすく、ティップの柔らかいので食い込みの良さも損なわない。
「違和感を感じたらフォールさせずに巻き上げてヒットさせる」釣りができます。
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2枚目。
これをヒットさせた時、このタックルセレクトが正解であることに気付きました。
底から5巻き目くらいで違和感を感じ、10回転で前アタリ、15回転でフックアップさせることができました。
また、ストレートネクタイでは追いが悪いものの、カーリーテールなら追いが良くなることも分かりました。
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続いて3枚目。
日が高くなってきてそろそろオレンジか?と思い、エビオレンジ→オレンジゴールドフレーク→艶色オレンジとカラーローテションするも反応がないので、イカナゴールドに戻すとあっさり3枚目が釣れました。
本日は4枚でしたが1枚は抜き上げた時にサヨナラしたので3枚。
年間100枚まであと11枚。
今年もあと1ヶ月を残すだけとなりました。
予定では今月4回釣行予定があるのですが、場所によってはこの時期難しいことと天候が荒れやすいため11枚は微妙な数字です。
なんとかチャンスをものにして100枚達成させたいと思います。

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