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真鯛の謎に迫る!?

こんにちは。
今月のSALT WORLDの佐々木洋三さんの記事の中に、「真鯛は顔に6本の側線を持っていて、波動を聞き分けることができる」という文章を目にしました。
ブラックバスなんかでは、「ルアーの波動(水押し)がアピールする!」と言われていますが、果たして真鯛はどうなのか?と思い某水産大学出身の私は裏技(笑)を使いの先生に聞いてみました。
側線や遊離感丘(ゆうりかんきゅう:クプラ)は水の波動を感じる器官であると言われ、摂餌する際は、目だけではなく側線や遊離感丘もうまく利用しているようです。
鯛ラバのヘッドやスカート、ネクタイの波動も何かキモがありそうですね。
ちなみに夜間、目が見えない状態ではどうなのか?と思ったので聞いてみました。
真鯛の夜間での摂餌は、いわゆる眼が見える照度(光強度)であれば摂餌可能のようです。真鯛のデータはないらしいのですが、マアジやシマアジのデータから考えると、月明かりや星明かりでは目が見えていないと推測できそうです。ちなみに、月明かりは0.1ルックス、星明りは0.001ルックス程度です。
よって夜間は、日中よりさらに側線や遊離感丘を利用し摂餌していると思われます。
また話は変わりますが、真鯛の補食は「噛み砕く」のか「吸い込む」のかについても聞いてみました。
「吸い込む」か「噛み砕く」かは餌によると思われ、咽頭骨もあると思いますが、真鯛に配合飼料やオキアミをやってお腹をみてみると、ほとんどそのままの形で胃の中にあります。一方、殻の固いエビやカニを与えると、一旦噛み砕いてから飲み込んでいるようです。
ということは、その時に補食しているベイトの種類によりアタリが変わる!?ということでしょうね。私の経験上、イワシをベイトにしている時、エビ・カニ類を補食している時、海苔を補食している時ではアタリが異なります。

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