2019年の明石海峡は一年を通じて本当によく真鯛が釣れました。
こんなに安定してコンスタントに釣れたのは明石海峡に鯛ラバが広まって以来、初めてのことではないでしょうか。
遊漁船を始めてこんな年はこれまでになかったというくらい、鯛ラバ以外の釣りをしていない船もあるほどです。
利弥丸もそんな一年でした。
週末アングラーでありながら年間400枚をクリアしたお客さんもいらっしゃるようで。。。
よく釣れているとはいえ、船が多く1船あたりの乗船人数も多い国内でも指折りの難しい明石海峡でコンスタントに枚数を重ねていくというのは至難の技。
すごいですよね。
そんな明石海峡へ予定が空いたのでふらっと行ってみました。
さすがに週末は「明日空いてる?」レベルでは予約は取れません。
釣り座は満席ですが船の定員には余裕があったので、釣りはせず見学に。
今年、何回か見学をしたのですが、これが結構おもしろいんです。
みなさん特に仕掛けやネクタイにはいろいろな拘りや考えがあるようで、拘りのものを見せてもらいながら説明を聞くのが楽しいんです。
釣りをしていたらせいぜい話ができるのはお隣さんくらい。
釣りをしてなければ全員のお客さんとお話できるわけで(笑)
内向き同士、平行針セッティング。
鯛ラバは仕掛けが簡単に作れて、使う針、ハリスの種類や長さなどいろいろアレンジできるところがおもしろい。
お腹が空いたらカップ麺。
電子レンジと湯沸かしポットが船に装備されました。
温かい食べ物を体に入れると芯から温まりますね。
さて、釣果の方は昨日の80枚には及ばないものの、30枚以上釣れました。
お客さんのご厚意で魚を分けていただいたのですが、今の時期の真鯛は本当にすごい内臓脂肪を蓄えています。
これだけの内臓脂肪を蓄えているのは、一年を通じて今からが一番ではないでしょうか。
脂の乗った真鯛、刺身で食べると甘みが広がり、焼くと身がポロっと弾ける。
本当の真鯛の美味しさを味わうのなら、まさに今ですね。